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四大公害病のひとつである四日市喘息、その原因は重油などの化石燃料の燃焼過程で発生する硫黄酸化物が原因です。硫黄酸化物は吸い込まれた人間の体内で水に溶けて亜硫酸となり呼吸器を侵します。
その症状は息苦しさ、喉の痛み、激しい喘息を訴え、酷い場合には呼吸困難から死に至ります。石油は石炭の様に煤煙を出さないので、一見するとクリーンエネルギーの様に見えたことも被害拡大の要因のひとつです。石油、石炭は燃焼過程で発生する煙の色は違っても硫黄分が含まれているのです。コンビナートの操業が開始されてから四日市喘息が公害として認定され、対策が講じられるまでに排出された硫黄酸化物は年間の最大で10万トンとも推定されています。
この大気汚染を防ぐ為に排煙中の硫黄分を除去する為の設備、脱硫装置が最初に導入されるまでにコンビナートの操業開始から10年近くの歳月を要しました。
そして、設備的な対策以外にも燃料を硫黄分の少ない原油へと切り替えること、この二つの対策で排煙中に含まれる硫黄酸化物を削減することができました。

現在の日本では大気、川、海などの環境への汚染物質の排出量は国の規制に基づいて削減されています。しかし、現在は中国が高度経済成長期を向かえて大気、水への環境汚染が問題となっており、その汚染物質は気流に乗って国内に届く程の規模となっており、早急の改善が要望されています。
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